忘炎
一週間の始まり。
今日は四半期の間頑張って来たPJの継続が決定したわね。
またまだやっていく。
なんだかとても暑い日だった。
熱いギターを鳴らして、とても暑かった。
あれから1ヶ月。
誰も問いかけてはくれない。
何か変わった?
何か取り戻した?
この1ヶ月間、あの存在を思い出さない日はなかった。
何をするにも、背中を支えてくれた。
心も肉体も、その記憶を糧にしていた。
変われたよ。
戻れたよ。
大変なことだらけで、不安だらけで、面倒くさくて、疲れて、頑張って、楽しくて、自分の力で生きる世界。
間違いなく、普通の日常。
僕が間違えて望んでしまった非日常では得られないすべて。
日常が理想で、不完全が理想なんだ。
もう会えなくたっていい。
その辛さから逃げずに生きるのがこの世界なんだから。
どこかで元気でやってくれていればいい。
辛くても立ち向かってくれていればいい。
そういう生き方に、僕は惚れたんだから。
これからも、まだまだ強くなる。
自分をもっと愛せるところまで、走り続けるのをやめないよ。