技術系食欲爆発人類の神経回路

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静かだ

1年前。
あの爆音が戻って来てくれたから、僕は生きていられた。

実はね、今の僕の生き方、昔と違うんだよ。

僕は爆音に救ってもらったけれど、僕は誰かを救えなかった。
ずっとそれが苦しくて、自分ばかり元気を取り戻していることに納得できなかった。
いくら考えても、僕の手ではどうにもできなかった。
お別れしてからも、ずっと考えていた。
それでもダメだった。何もできない。
そして諦めて、しばらく時間が経った。

ダメだった。頭を離れなかった。
目の前を見た。
開き直るしかなかった。自己満足の世界で戦うしかなかった。
あの頃救いたかった人は、たぶん僕には救えない。
だったら、これから目の前に現れる人たちを救えるようになろうと思った。
いつだって心の中にいるから、君と同じように人と接して、みんなが輝けるように、そう願って僕の全力をぶつけている。
きっと誰か救える。
少しでも笑顔が増えたらそれでいいから。
一瞬でも誰かを幸せにできるように。今も見え続けてる憧れの姿に感謝して。